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此花区酉島

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「ライトノベル」というジャンルのカテゴリー分けは、結構至難でして。定義がよく判らないのです。
これは間違いないというのには、イラストの力が大きいということ。挿絵が一枚もないと「ラノベ」ではないとされています。
『彩雲国物語』という作品は“少女向け”とされている角川ビーンズ文庫で刊行されていましたが、一切のイラストを排し表紙も簡素なものに置き換えて“一般文芸”として角川文庫で再刊行されました。
他にも『少年陰陽師』という作品も同じようにされています。
少なくとも編集側ではイラストのあるなしで区分けを図っているようですし、
逆に集英社では、川端や芥川の古典文芸作品の文庫表紙を、人気漫画家のイラストにすることにより爆発的な売上げを得たそうです。
でもまぁ、梶井や太宰に萌えイラストを挿してもラノベになるわけではないですけど、ね。

「ライトノベル」。浅いようで奥が深い…というか、懐が広いのです。あらゆるものを受け入れて肯定する。
その為、境界が曖昧で正体が不明な不思議なカテゴリー、それが「ラノベ」。

まぁ、「純文学」でございという作品の内には、殆ど
官能小説じゃね?コレげなのもゴロゴロしてますし、ね。

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