アート運転代行大阪
大阪府公安委員会認定 第620292号
新着情報

中央区心斎橋

Share on Facebook
LINEで送る

無双させる為の力を登場人物キャラクターに与える為に異世界に転移(転生)させる“安易”な作家の“異世界チート”ものについてクサしてたわけですが、
「説明しろよ設定づけろよ考えろよ」げな話は昔から結構あったわけで。

自分が知る内で殊にスッゴ〜いと思った作品をかい摘まんで説明すると、
「大財閥の後継者が“嫁探し”を掲げて一般高校に入学。しかし、その学校には正体不明の腹違いの謎の妹がおり、しかも彼女の目的は兄と結ばれることであった―」

…既にいっぱいいっぱいな感もありますが、主人公は事故で過去の記憶が曖昧になっているのは良いのですが、“大財閥の後継者”の割りに、身心ともにセキュリティーが甘くてビックリ。学校近くのアパート(!)に一人暮らしですが、実家の秘書室から派遣されている護衛はグータラで物臭、主人公に接近してくる女の子はほったらかしで、どの様な意図を持って(曖昧な過去の、一時の幼馴染みや命の恩人、単なる興味から貧乏脱出等々)の接触かを調査したりは勿論せず、主に警告やアドバイスなどもなし。女の子が主人公の部屋に勝手に侵入(朝目覚めたら隣に寝てる)するのも見て見過ごす始末。
逆に、(主人公は囮の偽の後継者で、本物はそれを隠れ蓑に安全に帝王学を学んでいるのでは…?)と深読みしたぐらいに驚愕のブッ飛び具合でした。
いや、まぁ、かなり初期で読むのが辛くなって放棄してしまったので、その後の展開は知りませんけどね。
さて、謎(笑)の“妹”ですが、正妻の意向で完全に無かったことにされて、連絡先は勿論、所在地や現状の暮らしぶりも調査の仕様がないようになっている―。
…一般の家庭ではなく、大財閥(笑)の事情としては、どうなのよ?

まぁ、話の根幹設定でも胸いっぱいいっぱいですが、話の枝葉末節に至るまで、ツッコミ所満載なのです。ツッコミ疲れを起こし、次第にいたたまれなくなって、もはやこれ迄と離脱してしまいました―。

ページ上部へ