アート運転代行大阪
大阪府公安委員会認定 第620292号
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天満橋 運転代行

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さて、人間爆弾シリーズ(?)『スーパーロボットレッドバロン』。

ロボット博覧会が“鉄面党”に襲われ各国の技術の粋と威信をかけて製造されたスーパーロボットが奪われた。搬入が遅れて唯一無事だった日本のレッドバロンは悪の尖兵と成り果てたロボット群に立ち向かう。
レッドバロンに強奪ロボットが撃破されていく中、業を煮やした鉄面党は開発者の紅健一郎博士を誘拐し、レッドバロンと同等以上のスーパーロボットの製作を強制するが、博士は拒否。鉄面党は博士の身体に爆弾を埋め込み、レッドバロン唯一無二の操縦者である博士の弟の紅健にレッドバロンを渡すように取引を持ちかけるが、博士は弟に後を託して散華するのであった。
強奪ロボットに戦闘用の改造を施して繰り出してくる鉄面党の攻勢に、レッドバロンは劣勢に追い込まれ始めるが、
フィンガーミサイル、アームミサイルを備え、鋼鉄を砕くバロンパンチ、一億ボルトの高電圧を叩きつけるエレクトリッガーに一分間のリミッター解除で100万馬力を奮うバロンブレイクと、ロボットとしては究極の完成形の一つとされるレッドバロンは紅健一郎博士亡き今は、不用意な改造を受け付けさせずにいた。
レッドバロン自身を弄らずに、外付け武装を施す形で強化に成功するが、仲間が再び人間爆弾にされて紅健を苦しめるも、鉄面党の本拠地が火星にあることが判明する。
レッドバロンを宇宙に飛び立たせる強化外装スペースウイングが鉄面党の攻撃で破損し、レッドバロンは火星に行くことは出来ても地球に帰還が叶わなくなるが、それでも紅健は暁の茜の空にレッドバロンを出撃させる。
鉄面党基地に乗り込んだ紅健はそこに意識を奪われて生体ユニットとして鉄面党電子頭脳に繋がれていた行方不明だった父親を見つける。
兄を喪い、父親も奪われていた紅健はレッドバロンで鉄面党の本拠地を破壊するに至る。父親も救い出せたが、帰る手段がないレッドバロンは火星の赤い大地に立ち尽くすのであった―。

この後、レッドバロンとドッキング出来るように無理矢理改造を施したスペースバスで駆け付けた仲間に救出されて無事に帰還を果たすが、長年酷使されていた父の命の灯火は消えかけており、父の「息子(健一郎)の作ったレッドバロンを操縦したい」という願いを健は叶える。レッドバロンは健にしか動かすことが出来ない為、父を操縦席に座らせて後ろから抱き抱えるように共に操縦管を握る親子。子供のように喜ぶ父。だが、眠るように息を引き取り、次第に熱を喪っていく父の身体を抱きしめながら、健は操縦管を握る。黄昏が血のような紅に染めた平原を歩き続けるレッドバロン―。

正直、このエピローグは必要であったか疑問である。
名シーンではあるが。
物悲しく切ないエンディングは『ザ ムーン』にも匹敵する寂寥感半端ねっス。

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