日別アーカイブ: 2015年11月4日

皆さまには、題名も話も覚えていない、覚束ないけど、妙に印象に残っている映画とかドラマってないですか？
文責担当は一つあるのです。

憶えているのが、
浜辺で知り合った幼い男女が淡い恋心を一緒に遊んでいた海亀の甲羅に刻みこむシーン。多分冒頭。
で、ラストシーン。漁師の脚に銛に結わえたロープが絡み、海に引きずり込まれる。そのロープの先には巨大な海亀が。そしてその甲羅には、幼い戯れが刻まれていた…

鮮明に覚えているのは初めと終わりのみで、微かな記憶を繋げると、
少年から青年へと成長した男の元に嘗ての初恋の面影を残す女が現れる。
関係が今一つ判らないが、男を労働力とみなす漁師は女の存在を危惧する。いきさつはどうにも思い出せない(なンか女を化け物呼ばわりしてたような)が、漁師は女を殺してしまい…

全体的に切なくもの悲しい雰囲気で、
視覚的なパニックホラーではなく、心理的、というより情緒面でのサスペンススリラーなのが印象深かった作品です。
まぁ、僅か十年そこらで小さな子海亀が巨大なアーケロンに変貌していたのには驚愕しましたが。